
年、月、日ごとにもその時を支配する星があります。これを廻座と呼びます。
これは、後天定位図から各星が動いたもので、星が動くことで、その年、月、日の気の動きが変わってきます。
この動きを読み解くことで、時代の流れや、個人の運勢の盛衰を知ることが可能なのです。
図は、2016年の廻座盤で、二黒土星が中央にいる盤を例として載せています。
2016年を気学と照らし合わせると、経済を担当する七赤金星が運勢が弱いので、年明けから10月ごろまで株価は下落し、上昇する気配がありませんでした。
政治も、六白金星が南に位置し、舛添知事の退任、オリンピック地の選定問題、築地の豊洲移転問題、世界では英国がEUを離脱するブレグジットと皮切りに、保守主義の風潮が高まっています。まさに揉め事が多い年でした。
都内や世界主要都市のマンション価格は青天井が続いていましたが、2016年でピークに達したように見えます。2017年以降もしばらくはマンション売買、オフィスビル賃貸は活況でしょうが、相続対策のアパート経営はかなり危険な状況でしょう。
旅行業は、引き続きインバンドは伸びましたが、2015年ような爆買い需要は無く、デパートなどは減収となりました。
芸能関係だと、九紫火星のピコ太郎等が大活躍しました。ドナルド・トランプ大統領も九紫火星で、大統領に就任し世界が驚愕しました。
以上は、年の廻座盤による見立てですが、さらに月の九星の動きを見ることで、さらに細かく出来事を深読みすることが出来ます。
自分のやろうとしている事が時代にマッチしているか?
気学はで、運勢を開運するだけでなく、天職の仕事に転職や進路を決める、結婚相手の相性を占う、職場での調和の取れた人間関係を築く、など人生に関わることすべてについて鑑定することが出来ます。