後天定位とは、1~9星を配置した図で、すべての星の定位置を表したものです。
 この1~9星の配置は、縦列、横列、斜め列それぞれ合計が15となり、完成を意味します。
 五黄土星が中央に、他の星は八方位に配置されおり、この配置には重要な意味があり、象意というものが発生します。方位は北を下に置くの一般的で、理由としては、東から日が昇り、一番日が高くなる南で南中高度に達し、西に沈んでいく、太陽の動きと関連すため、日が当たらない北は下とされます。
 図の様に、1~9星以外にも、季節、時間、十二支、十干、色などが配置されています。これらの詳細や象意については、「九星の象意解説」にてそれぞれの星の項をご参照ください。
 この後天定位図は、陰陽五行思想を凝縮したものになり、気学を理解する上で最も重要な図です。
この八角形の後天定位図は、魔法陣と呼ばれています。パワーがある図形ですので、御守りとして神社でも目にします。

 後天定位を理解することで、運勢を開運するだけでなく、天職の仕事で転職や進路を決める、結婚相手の相性を占う、職場での調和の取れた人間関係を築いたり、人生に関わることすべてについて鑑定することが出来ます。