12月22日は、冬至です。太陽の高さが一年で最も低くなり、昼の長さが一年で一番短くなり、夜が一番長くなる時です。
この日を境に、再び昼の長さが長くなっていきます。「陰極まって陽生ず」ですね。

冬至は12月の後半にあたり、夏至から昼の長さが徐々に短くなり、冬至に至って昼の長さは一年で最も短い時間になる。つまり陽気が減じていき、陰気がピークに達した状態となる。この日を境にまた昼の長さが徐々に長くなっていくので、まさに「一陽来復」、「窮すれば通ず」、また12月は旧年と新年の切り替わりの時でもあります。
年末年始は実家に帰省される方が多いのも理にかなっており、年の瀬は、自分の元に帰り、自己を省みる時にすることで、初心に戻り、人生が常に発展していける様にしたいものです。

~暦とは~
旧暦(太陰太陽暦)では、1年を24等分した「二十四節気」を1年の指標としていました。
旧暦は、月の運行を基準とするため、太陽暦と比べて1年間は11日ほど短くなります。この11日のズレは農家など季節が大切な職業には死活問題となる為、季節の基準である「二十四節気」で、季節と暦のズレを修正しました。二十四節気は、太陽年(およそ365日)を24等分した、およそ15日ごとに節気と中気が交互に並べられており、冬至を新年の起点としています。
ちなみに、現在使用されている新暦とは太陽暦といい、地球が太陽の周りを公転する周期でみる為、季節と暦のズレは殆どありません。

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