
10月23日は、霜降(そうこう)です。秋も深く、早朝には霜が降りる。いよいよ冬が到来する時期。
朝晩は上着が必要になる時期ですね。風も冷たく、冬の匂いがします。夏物衣料は押入れ奥に片づけてしまったのではないでしょうか。
台風も落ち着き、天気も安定している時期です。
霜降は、10月の後半にあたり、強引に進めてはいけない時期になります。
寒露の節に、強引に進めて周囲とトラブルを起きている方は、この時期は、目上の人で人格的に優れた方に相談して、大人な対応を取ることが大切です。
人間性を高めるチャンスだと思いたいですね。
~暦とは~
旧暦(太陰太陽暦)では、1年を24等分した「二十四節気」を1年の指標としていました。
旧暦は、月の運行を基準とするため、太陽暦と比べて1年間は11日ほど短くなります。この11日のズレは農家など季節が大切な職業には死活問題となる為、季節の基準である「二十四節気」で、季節と暦のズレを修正しました。二十四節気は、太陽年(およそ365日)を24等分した、およそ15日ごとに節気と中気が交互に並べられており、冬至を新年の起点としています。
ちなみに、現在使用されている新暦とは太陽暦といい、地球が太陽の周りを公転する周期でみる為、季節と暦のズレは殆どありません。