
5月5日は、立夏です。立夏となり、春から夏への移行の時期になります。
桜の木もピンク色の花が散り、新緑の青々しい艶やかな緑が気持ちいいです。
丁度、4月の土用明けともなるので、農家などでは種まきや田植えなど忙しい時期になります。
5月に入り、新しい環境にも徐々に慣れてくる時期です。ただ4月の時に、新しい環境への変化に対して気後れしていると、「5月病」にかかってしまい、適応障害やうつ病を患う可能性もあります。
5月の過ごし方で最も大切なのは、気持ちの持ちようになります。
新しい環境ないし新年度早々に成果や結果を焦っても、納得のいくものにはなりません。従って年初から5月頃までは1年の目標の擦り合わせを行い6月から12月に向けた体調管理、環境整備としたいです。
~暦とは~
旧暦(太陰太陽暦)では、1年を24等分した「二十四節気」を1年の指標としていました。
旧暦は、月の運行を基準とするため、太陽暦と比べて1年間は11日ほど短くなります。この11日のズレは農家など季節が大切な職業には死活問題となる為、季節の基準である「二十四節気」で、季節と暦のズレを修正しました。二十四節気は、太陽年(およそ365日)を24等分した、およそ15日ごとに節気と中気が交互に並べられており、冬至を新年の起点としています。
ちなみに、現在使用されている新暦とは太陽暦といい、地球が太陽の周りを公転する周期でみる為、季節と暦のズレは殆どありません。