3月6日は、啓蟄です。太陽のエネルギーが地中に達して、今まで寒さに耐え忍んでいた虫たちが動き出し、地上へ這い出して来る時期です。

春一番が吹く季節でもあり、春の息吹もすぐそこに来ています。

また、3月の節変わりの日ともなり、夜が短くなり昼が長くなる時期で、この陽の気が長くなることを祝って、「祈年祭」が行われます。

祈年祭は、五穀豊穣を祈願するもので、今でも伊勢神宮の内宮、外宮では執り行われている。

3月は、出会いと別れのときでもある。卒業し新天地へ赴くときでもあり、配置替えなどで新しい部署へ移動するときでもある。

こういう時期は、心の充実がとても大切で、2月に計画した今年の目標を改めて肝に銘じ、行動することです。

希望通りの進路となる方、そうでない方。望む部署へ移動する方、そうでない方。

思いはいろいろありますが、自分の人生上起こることには無駄は無いのです。その新天地でしっかり勤めを果たせば、運勢は開けるでしょう。

~暦とは~
旧暦(太陰太陽暦)では、1年を24等分した「二十四節気」を1年の指標としていました。
旧暦は、月の運行を基準とするため、太陽暦と比べて1年間は11日ほど短くなります。この11日のズレは農家など季節が大切な職業には死活問題となる為、季節の基準である「二十四節気」で、季節と暦のズレを修正しました。二十四節気は、太陽年(およそ365日)を24等分した、およそ15日ごとに節気と中気が交互に並べられており、冬至を新年の起点としています。
ちなみに、現在使用されている新暦とは太陽暦といい、地球が太陽の周りを公転する周期でみる為、季節と暦のズレは殆どありません。

 

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