今年の立春は、2月4日 午前6時28分となり、
太陰太陽暦では、この立春を境に2018年となります。
元々、旧暦ではこの日を元旦としていましたが、明治維新後のグローバル化により世界と暦を合わせるように太陽暦(グレゴリオ暦)を採用し現在に至っています。
この立春の日を一般に節分といい、
「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをする風習
や、
その年の歳徳方位へ向かい「太巻き(恵方巻)」を食べる風習
などがあるが、そのいずれも昨年の気を払い新年の気を招き入れる為に行われています。
特に土用の期間の終了とも重なるので、耐え忍ぶ時期からの解放感もともない晴々した日でもあります。
私がお勧めしたいのは、新年を迎え、春の気が経ち始めたこの時期の「恵方参り」です。
「恵方」とは、お釈迦様がお生まれになられてすぐに7歩歩かれて、天と地をお指しになられ「天上天下唯我独尊」とおっしゃった方位との逸話があります。
また陰陽道では、その年の歳徳神が居る場所を指し、その歳徳神が智慧と徳とチャンスを与えると考えれられています。
その恵方へお参りに行くことを「恵方参り」と言い、立春の時期に行く恵方参りは「初詣」の由来となります。
運気をあげたい方、受験など勝負する必要がある方は、この方位へ大願成就に行くことをお勧めします。
その恵方は毎年変わり、2018年の恵方は、南30°の東よりの10°の範囲になります。
図1のオレンジの網掛け部分になります。
図1:「マインドズーム方位確認ツールより」
恵方参りの方法
1.自宅から見た恵方にある、神社、仏閣、教会を探します。
※新興宗教団体もOKです。ただお墓、お地蔵様、お稲荷さんなどが祀られている場所は避けます。基準は神聖な場所であるかどうかです。
『吉方位確認ツール』 ※リンク先の利用方法を見て探してください。
2.日時を決めてお参りに行きます。
※吉方で行けるとなおいいです。
3.お参りをします。
①まずその宗派に合わせた作法でお参りします。
②恵方参りの作法を行います。
お釈迦様のように、天と地を指で指し、深呼吸しながら自分が天と地と繋がっているイメージをします。
そして、
「天の気、地の気よ私に徳とチャンスを与えておくれ、
そのチャンスに気づく知恵を与えておくれ、
そのチャンスに乗る勇気を与えておくれ。」
と唱えます。
どうですか?やってみたいという気分になりましたか?
実際、人手が多い場所だと恥ずかしくてできないと思います。なので胸元で小さく指で上下を指さしてもいいと思います。
私は、毎年欠かさず行っています。最近では、知人から「私に相談したものは、すべて実現している」と言われて驚きました。大切な人を幸せにするのが私の願いですからそれが叶っているのかもしれないです。